楽天市場でお買い物をする時に、ポイントを使ってこんな経験をしたことはありませんか?
- もらえるポイントが減ってしまった
- SPUが下がる…
- なんとなく損した気分
楽天市場でポイントを使っても、もらえるポイントが減らない方法があれば知りたいですよね?
結論から言うと、楽天市場でポイントを使うと、残念ながらもらえるポイントは減ります。
では、どうすれば良いのか?
- 楽天市場ではポイントを使わずカード払い
- ポイントはカードの支払い時に利用
- 期間限定ポイントは楽天ペイなどで消費
これで解決します。
なんだか面倒くさそう…と思われたかもしれませんが、一度準備してしまえば1分くらいの操作で良いのでお手軽。
必要な準備も、楽天カードを持っていれば5分でできるくらい簡単です。
- 楽天市場でポイントを使わない方が良い理由
- 楽天ポイントの最もオトクな使い方
- ムダのない期間限定ポイントの消費方法
私は楽天経済圏にどっぷりで、毎月10万ポイント以上入ってくるので細かい積み重ねが大きな違いになります。
しかも面倒なことが大キライなので、シンプルなことしかしたくありません。
この記事で書いた方法は、スマホで決められた通りにポチポチするだけなので簡単です。
楽天ポイントのもらい方、使い方で損をしたくない人は、ぜひ参考にしてください。
タップできる目次
楽天市場でのポイント払いは損をする

楽天市場でポイント払いをすると損をしてしまいます。
楽天カード利用分のポイントがもらえなくなってしまうからです。
楽天市場でポイントを使うと、もらえるポイントが減るのはこれが原因です。
楽天市場ではポイントを使わないようにしましょう。
ポイント払いは楽天カードを使わないので損
楽天市場で楽天カードを使うと、買い物金額に応じてポイントがもらえます。
例として、この食洗機を買う場合を見てみましょう。

ポイント詳細から確認できるこの部分が楽天カード利用分です。

ポイントで支払ってしまうと、楽天カード利用分のポイントが消えて、獲得予定ポイントが減ってしまいます。

楽天ポイントを楽天市場で使うと2~4%損をする
楽天カードユーザーが楽天市場でポイント払いをすると具体的にどのくらい損をしてしまうのでしょうか?
まずは、カード種別ごとのポイント還元率を確認します。
種類 | 還元率 | 備考 |
---|---|---|
通常カード | 2% | |
ゴールドカード | 4% | 2021年4月から2%に改悪 |
プレミアムカード | 4% |
通常カードでは2%の損。
ゴールド、プレミアムでは4%(2%⧺2%)の損になります。

参考:楽天SPU
先ほどの29,800円の食洗機購入では1192ポイントの損です。

たいした金額でないと思うかもしれませんが、これが積み重なると大きいですし、全く同じ商品が手に入るのにもったいないですよね?
では、どうすればもらえるポイントを減らさず、お得に買い物ができるのでしょうか?
楽天市場では楽天カードで支払うのが鉄則

結論は、楽天市場では楽天カードを使って買い物をしましょう。
楽天カード利用分のポイントは、楽天カードを使えばもらえるからです。
おいおい、ちょっと待て。
ポイントはいつ使うんだ?
恐らくそう思われたと思います。
ポイントは使わなければ意味がありません。
次からは、貯まったポイントをどう使えばよいのかお伝えします。
『楽天カードのポイントで支払い』サービスでポイントを使う

貯まったポイントは、『楽天カードのポイントで支払い』サービスを利用しましょう。
これが『楽天市場でもらえるポイントを減らさず、ポイントを消費する最強の方法』です。
詳しく説明します。
『楽天カードのポイントで支払い』とは
楽天カードのポイントで支払いとは、楽天カードの支払いをポイントでできるサービスです。

ポイントを使えば、銀行から引き落とされるお金を減らせます。
これは、楽天市場でポイントを使って買い物をした時と結果が一緒です。
つまり、
- 楽天市場で買い物をする時にポイントを使うか?
- 楽天カードを使った後、引き落とされる時にポイントを使うか?
の違いだけで、銀行から引き落とされる金額が減るのは一緒です。
こうすることで、楽天市場で楽天カードを使いながらポイント消費ができます。
『楽天カードのポイントで支払い』利用方法
『楽天カードのポイントで支払い』のやり方です。
- 楽天カード
- 楽天カードアプリ
この2つが必要になります。

ここからは『準備編』と、『支払いの手順編』があります。
『楽天カード』と『楽天カードアプリ』をすでにお持ちの場合は、準備編は飛ばして大丈夫なので、こちらから支払いの手順に飛んでください。
ポイントで支払いの準備
以下の2つを用意しましょう。
- 楽天カード
- 楽天カードアプリ
まずは、当然と言えば当然ですが、楽天カードがなければこの方法は使えません。
もはや、この記事を読んでくれていて、楽天カード持っていない方はいないレベルだと思いますが念のために。
楽天市場を利用するなら必須の楽天カード。
- 年会費無料
- 楽天市場でもらえるポイントが3倍以上
- 新規入会で5,000ポイントゲット
- ポイントは楽天サービスで使えるので使いやすさがハンパない
と、もはや作らない理由がない状態なので、持っていない人はソッコーで作りましょう。
\5,000ポイントゲット/
次に、楽天カードアプリを準備します。
楽天カードアプリは利用履歴や月々の支払いが確認できるので、楽天カードユーザーは入れておいた方が便利。
楽天ポイントをお得にもらって消費するなら必須になりますから、スマホに入っていない方はこちらからインストールしてください。
インストールしたら、楽天e-naviにログインします。
楽天e-naviのログインIDとパスワードは、楽天市場のものと一緒です。

参考:楽天カード
ポイントで支払いの手順

実際の手順です。
まず、楽天市場で買い物をする時はポイント払いをしません。
利用ポイントは0で買い物をするようにしましょう。
そして大事なのは次です。
毎月、20日頃に楽天カードアプリで『ポイント支払い』を設定します。
具体的な操作手順です。
1.ユーザーIDとパスワードをいれて楽天カードアプリにログインします

2.ポイント支払いをタップします

3.『全ポイントを使用』を選択します

4.ご利用ポイント数にポイントが入り、支払い予定額が減ったことが確認できます

5.『申し込む』をタップします

6.完了です

たったのこれだけです。
楽天カードアプリの準備ができていれば、1分でできます。
楽天カードのポイント支払いは設定する日が大切
注意点としては、毎月20日頃に設定すること。
なぜ20日頃かというと、楽天ポイントの付与が15日~20日頃に行われることが多く、かつポイント支払いの申し込みが24日頃までだからです。
忘れるのが心配なら次のようにすると良いと思います。
- 15日頃に一度ポイント支払いの設定をする
- ポイントが付与された20日頃にもう一度ポイント支払いの設定をする
こうすることで、20日頃にポイント支払い設定を忘れてしまっても15日頃の時点で付与されていたポイントは支払いできます。
20日頃に設定を忘れてしまったポイントは翌月に使えば良いので、大きな問題になりません。
ポイント支払いの設定は月に5回までできるので、15日頃に1回設定、20日頃にもう一度設定だと安全です。
期間限定ポイントは消費できない

この『楽天カードのポイントで支払い』利用が、ポイント消費で一番効率が良いのは間違いないのですが、1点だけ大きな弱点があります。
期間限定ポイントが使えないことです。
期間限定ポイントを失効してしまうと、それこそ大損なのでこれだけは絶対に避けてください。
では、期間限定ポイントは何に使えばよいのでしょうか?
期間限定ポイントのお得な消費の仕方があります。
期間限定ポイントのお得な使い道

期間限定ポイントのお得な利用方法は以下の3つです。
- 楽天モバイル
- 楽天ペイ
- 楽天でんき
順番に理由を見てみます。
楽天モバイル
楽天モバイルなら、楽天ポイントで月々の支払いができ、期間限定ポイントから優先して消費してくれます。
スマホは、もはや生活必需品ですから、毎月必ずかかるスマホ代が期間限定ポイントで支払えるのはとてもありがたいです。
しかも、楽天ポイントで支払った分にも1%分のポイントがつくという、ポイントでポイントをもらえる超お得制度。
楽天モバイルは期間限定ポイント消費だけでなく、サービス自体がとても魅力的です。
- 楽天回線エリアなら1年間無料でギガ使い放題(4/7 23:59まで)
- 楽天回線エリア外でも1年間無料でau回線が月2ギガ使える
- 1年間無料終了後も月1GBまでタダ!!
- 1年間無料終了後にどれだけ使っても3,278円(税込)
- 契約縛り期間なし
- 契約解除料なし
- 国内通話かけ放題
- 楽天市場の買い物でもらえるポイントが+1倍増える
と、楽天ユーザーなら使っておくべきサービス。
3大キャリアが新サービスで価格を下げてきましたが、楽天の期間限定ポイントが使えるのは楽天モバイルだけです。
しばらく『一年無料』のキャンペーンを行ってきましたが、ついに4/7 23:59までと終了の時期が発表されました。
とりあえず、使ってみて合わなければやめればいいだけですし、ここで申し込まなかったら本当に損だと思います。
\1年間無料!4/7まで!!/
楽天ペイ
楽天ペイも期間限定ポイントが消費できます。
しかも、使ったポイント分ポイントがもらえるお得ぶり。

参考:楽天
楽天ペイは使えるお店も段々と増えてきて、スーパーやコンビニ、ファストフード店やドラッグストアなど、普段利用するお店が多いのも魅力です。



参考:楽天ペイが使えるお店
この他、ファミレス、居酒屋、家電量販店と、使える範囲は広いので気になる方は公式サイトで確認してください。
お店での使い方は、店員さんに楽天ペイアプリを見せて『楽天ペイで』言えばOKです。
小銭もいりませんし、期間限定ポイント消費するしない関係なく便利サービスです。
楽天でんき
楽天でんきも期間限定ポイントが消費できます。
電気代は毎月かならずかかるので、期間限定ポイントで支払えるのはありがたいですね。
楽天でんきは、多くの方にとって電気代が安くなる可能性があるサービスです。

参考:楽天でんき
楽天でんきは基本料金0円のため、使った分だけ支払えばいいのでムダがありません。
ただ、注意点としては、深夜電力料金の設定がないので、オール電化住宅の方は電気料金が上がってしまう可能性があります。
また、以前は『楽天でんき』を利用すると、楽天市場のお買い物がさらにオトクになるSPU(スーパーポイントアッププログラム)が上がったのですが、2021年6月1日から中止になってしまいます。
ですので、楽天でんきを利用するべき人は、
- 電気料金が下がる、もしくは変わらない
- 楽天の期間限定ポイントが余っている
こんな人は楽天でんきがおすすめです。
楽天でんきのサイトで電気料金シミュレーションをしてみると良いでしょう。
補足:楽天ゴールカードユーザーは今すぐ解約か種別変更を!

ここまでで、楽天ポイントを最も効率よく貯めて使う方法でしたが、もし、今お持ちの楽天カードがゴールドカードの方は要注意です。
楽天ゴールドカードのポイント還元率が改悪されたからです。
楽天ゴールドカードは改悪された
2021年4月1日から、楽天ゴールドカードのポイント還元率が、4%から2%に変更されることが発表されました。
楽天ゴールドカード改悪の対策
楽天ゴールドカードをお持ちの方は、すぐに解約か別のカードに切り替える必要があります。

なぜなら、今まで楽天市場での買い物に楽天ゴールドカードを使っても通常カードと同じ2%しかポイント還元されないからです。
年会費を払っているのに、年会費無料の通常カードと条件が一緒になってしまいました。
これでは、楽天ゴールドカードを持っていても意味がありません。
では、楽天市場を利用していて、楽天ゴールドカードを持っている人はどうすればよいのでしょうか?
2つの選択肢があります。
通常カードに切り替える

まずは、年会費無料の通常カードに切り替えるという選択肢です。
ポイント還元率が変わらないので、通常カードで問題ないでしょう。
注意点としては、通常カードに切り替えるとカード番号が変更になるため、携帯料金・公共料金の支払いで登録しているカード番号を変更したり、Edyの残高が引き継がれなかったりと色々と面倒になるところです。
ただ、楽天ゴールドカードを使い続けるのは本当に損なので、面倒でも通常カードに切り替えが必要になります。
プレミアムカードに切り替える

年会費11,000円かかる『楽天プレミアムカード』の切り替えるのも一つの手です。
当然、年会費11,000円以上に元が取れなくては意味がありません。
基準としては、『年間55万円以上買い物をする。』
平均すると、月に約4.6万円以上利用するとプレミアムカードにするメリットがあります。
ポイント還元率が、
- 通常カード⧺2%
- プレミアムカード⧺4%
なので、その差の2%分多くポイントがもらえるため、
55万円 × 2% = 11,000ポイント
だからです。
普通に生活していると月に4.6万円も使わないかもしれませんが、大家族でお米や水などを頻繫に買う人、楽天せどりをしている人は対象になるでしょう。
空港ラウンジを利用したい人は乗り換え検討

ゴールドカードは様々な特典があり、その一つの特典として、『空港のラウンジが使える』という特典があります。
空港のラウンジはドリンクが無料だったり、スマホを充電しながらゆったり座れたりと、出発を待つ間の時間つぶしには良い場所です。
ただし、空港ラウンジ利用目的で楽天ゴールドカードを持つのはコスパが悪すぎると言わざるを得ません。
なぜなら、空港のラウンジは、正直たいした設備やサービスではないからです。
ラウンジと聞くと、アルコールが飲めたり、軽食が食べられたりする場所を想像されるかもしれません。
しかし、それは航空会社が運営するラウンジで、楽天ゴールドカードで利用できるのはカードラウンジで、軽食やアルコールは提供されません。(一部ではわずかですが提供されるカードラウンジもあります。)
それでも、時間つぶしにはちょうど良い場所ではあるので、無料で持てるカードや、飛行機を頻繁に使ってマイルを貯める目的なら、カードラウンジを使えるクレジットカードを持つ意味はあるでしょう。
オススメのカードは以下の2枚です。
EPOSゴールドカード
EPOSゴールドカードは、EPOSカードを使って一定の条件を満たすと、年会費が無料になります。
- プラチナ・ゴールド会員の家族から紹介
- 年間利用金額50万円以上
- インビテーション(招待)を受ける
家族にEPOSカードのプラチナ・ゴールド会員の方がいれば一番簡単です。
ただ、そういった方は既にゴールドカードをお持ちかもしれませんね。
家族からの紹介ができなければ、EPOSカードで年間50万円以上利用すると、年会費が永年無料になります。
年間50万円以上利用するには、月々約4.2万円の利用。
生活費や公共料金、航空券の支払いをEPOSカードで支払えば到達できなくはないでしょう。
年間50万円以上利用するのが難しい場合は、カード会社からインビテーション(招待)を受ける方法が良いです。
私は、このインビテーションで年会費無料のゴールドカードをゲットしました。
ただ、インビテーションを受けられる条件は非公開です。
ネット上ではいろいろな情報がありハッキリとはわかりませんでした。
ただ、インビテーションを受け取った方の体験談などを総合すると、
継続して使う意思があることがわかって、ある程度の金額を使えばインビテーションが届いているようでした。
私は以下を心がけました。
- スマホ代や電気代などをEPOSカードの支払いにする
- コンビニやスーパーの利用など、少額でも使う
- 航空券やネットショッピングなど多少高額でも使う
これを半年ほど続けたらインビテーションが届きました。(ただし、2016年頃の話です)
ハッキリと金額を集計したわけではないですが、50万円未満の利用額だったはずです。
ちなみに、インビテーションが届いてゴールドカードを手にしてから、その後一度も利用していないのですが、今現在(2021年)もゴールドカードは健在です。
ANA VISAワイドゴールドカード
ANAカードは、ANAユーザーなら必携の1枚。
搭乗ボーナスマイルがつくので、マイルを貯めやすくなるからです。
ただ、ANAカードは年会費が高めなのがネック…
ANA VISAワイドゴールドカードは、年会費15,400円(税込)です。
ですが、これを10,450円(税込)まで下げられます。
- マイ・ペイすリボお申し込み
- 年1回以上リボ払い手数料ありで支払い
- WEB明細利用
この条件を満たすと、年会費が10,450円(税込)になります。
ANAのゴールドカードでは、この割引した『ANA VISAワイドゴールドカード』が年会費最安値です。(2021年3月現在)
注意点は、年に1回はリボ払いをしなくてはいけないということ。
継続的にリボ払いをすると地獄を見るだけなので、手数料を最安にするように支払額を調整しなくてはいけないところが注意です。
余計なことに頭を使いたくない人は、EPOSカードでインビテーションを狙った方が良いかもしれませんね。
まとめ:楽天市場では楽天カードで支払えば損しない

楽天市場の買い物で楽天ポイントを使ってしまうと損をします。
楽天カード利用分のポイント還元がされないからです。
買い物をする時は楽天カードを使い、毎月20日前後になったら『楽天カードのポイント支払い』を利用して、ポイントをもらいつつポイントも消費しましょう。
ただし、『楽天カードのポイント支払い』では期間限定ポイントが使えませんので、期間限定ポイントが利用できるサービスで使っていくのが鉄則です。
- 楽天モバイル
- 楽天ペイ
- 楽天でんき
これらのサービスが期間限定ポイントが消費でき、日常での利用や毎月の固定費にあてられるのでオススメです。
『楽天カードのポイント支払い』も、期間限定ポイントが消費できるサービスも、一度準備してしまえば全く手間がかからないものや、1分程度で設定できるものばかりです。
オトクなサービスを利用して、楽天ポイントを使い倒しましょう。
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