38歳の私が先日簿記3級を受けてみました。
『そんなもん38のおっさんが今更うけてどーすんだ!』そんな声が聞こえて来そうですが…
そうなんですよね。38のおっさんが今更簿記3級を取得しても転職に役立つ訳でもないし、給料が上がるわけでもありません。
ですが、同僚が受けてみるとの話を聞いたのでなんとなく受験をしてみることにしました。
勉強してみて感じた感想は「これは社会人全員受験した方が良いんじゃないか?」です。
社会人になってなんとなーくわかっていたつもりになっているお金の流れがハッキリとする感覚です。
社会人に限らず、現在の日本で生きていくには絶対に覚えておいて損はない知識です。
子供が勉強しないと嘆いているお父さん、お母さんはいませんか?
勉強しろと言うだけでなく、子供に勉強している姿を見せてみてはいかがでしょうか?
きっと、お子さんも前向きに勉強をしてくれると思いますよ!!
試験の難易度は50〜60時間キチンと勉強すれば問題なく合格出来るレベルと思います。
ただ、毎回合格率を見ると50%前後なんですよね…たぶん、学校や会社から受けろと言われてとりあえず受けてる人が多いのでしょうか(笑)
どうせ受けるんだったらしっかり勉強して合格を目指したいですね。
とは言っても、勉強する時間なんて取れないよと言う方は、王道のスキマ時間を有効活用してみてはいかがでしょうか?
私は無事に簿記3級に合格することができました。
最後に、簿記3級のおかげで人生が好転し始めた話もありますので、ぜひ読んでいってください。
私が合格した勉強方法
通勤やちょっとした待ち時間に動画で勉強
電車通勤が往復4時間もあったので、電車に乗っている時間で勉強しやすい方法を選択しました。
最近流行りの動画で勉強する方法です。
udemyを使いました。
使用した感想としては、理解しやすいところから説明してくれて、暗算できるレベルの例題を交えて解説してくれるのでとてもわかりやすかったです。
また、動画は10日間で見終えるようなボリュームで作成されています。
ペース配分もしやすいように目安を提示してくれています。
寝る前の1時間ほどを利用して過去問を解く
上記の動画だけでは資格取得には不十分です。動画は参考書の代わり、問題集は別途必要です。
問題集は下記の問題集を使用しました。
前半に各章毎の問題が集まっていて、集中的に解くことで攻略法や理解度を深めることができます。
また、新出題傾向の問題も盛り込まれているため、見たことがない問題が出題されて面食らうこともありません。
後半には過去問が10回分盛り込まれています。
10回分全て解くことが望ましいですが、時間が取れないという方は最近5回分でも合格はできると思います。
過去問で理解できなかった部分を動画を見返して勉強
動画を一度見ただけでは合格レベルに達するのは難しいでしょう。
動画を見てなんとなく理解をしたら過去問を解いてみる。
そこで間違えた問題やわからなかった部分を動画に戻って理解する。
これで合格点が取れると思います。
合格するのに必要なこと
合格に必要な点数
簿記の合格には70点以上が必要です。
もちろん合格することが目的ではなく、知識を得ることが目的になるのですが、合格を目指すことはひとつのモチベーションですから70点以上を取ることを目標にしてみましょう。
当日の持ちもの
当日受験にあたって必要な持ち物です
・受験票
・筆記用具
・電卓
・身分証明書
・受験票
私はwebから申し込みをしたので受験票が送られて来たのは受験日の5日くらい前でした。
きちんと受付完了のメールは届いていたので大丈夫だとは思いましたが、一週間前になってちゃんと申し込みできているかな…と不安になった頃に届きました。
受験日の2、3日前になっても到着していないようであれば問い合わせてみたほうが良いかもしれません。
・筆記用具
シャープペンと鉛筆2本持っていくことをオススメします。
もしシャープペンが壊れても鉛筆がありますし、鉛筆が折れてももう1本ありますからね。
シャープペンが折れて、鉛筆2本とも折れたら…試験官に申し出てみましょう。
そんなに不幸が続くならきっと試験くらいは合格していますよ!
それから消しゴムも2つ持っていったほうが無難です。落としても心配いりませんからね。
・電卓
電卓は安くてもいいので、ある程度の大きさと押し心地が良い物を用意してください。
スマホの電卓はそもそも禁止されている事が多いですし、使い勝手は悪いです。
それからカード電卓も良くありません。
せっかく理解しているのに電卓の計算が間違っていたらもったいないです。
私はこのくらいのサイズの電卓を使用しました。持ち運びにも、押し心地にも満足していてちょうどよい電卓でした。
※ヨドバシカメラポイントカードには深い意味はありません。サイズ感のために並べました。
・身分証明書
運転免許証などの身分証明書が必要です。
忘れても受験できるようですが、いろいろと手続きが必要なようで試験前に余計な心配はしたくないですから忘れずにお持ちください。
また受験票を忘れた際には身分証明書が必須なようです。
とにかく、必要な持ち物は事前に準備して、試験当日は試験に集中できる環境を作れるようにしましょう。
簿記を受験すること
当たり前の事ですが、受験しなければ合格できません。
始めに書いたとおり、簿記3級を取得しても給料アップをする事は少ないでしょうし、転職に有利なることもほとんどないでしょう。
勉強しただけで「知識はついたし、受験料ムダだからいいや」と受験をしないのはもったいないと思います。
資格を取得すれば人に証明することもできますし、客観的に評価することもできます。
せっかく勉強したなら受験して資格取得を目指しましょう。
全体のまとめ
スキマ時間を使って勉強
スキマ時間を有効活用するため、参考書は動画を選択しました。
動画で学んだことを過去問のテキストを使って学習し、知識を定着させる、試験に備えるのが良いと思います。
動画は一度で理解しようとせず、過去問を解いて間違えたり理解できていなかった部分を再度動画で見直すのが良いと思います。
合格には70点が必要
ちょっとわからない部分があったりしても大丈夫です。
簿記に合格すれば関連するお金の話に興味がわき、実践していくことで確かに知識として見についていきます。
まずは簿記3級合格を目指して、合格後も引き続き実践を通して勉強を続けるのが良いと思います。
余談:簿記3級受験で人生が好転し始めた
簿記3級合格後に、せっかくだから簿記2級を目指してみるかなと思いました。
ひとまずYouTubeで有益な情報がないかと検索したところ、リベラルアーツ大学 両学長の動画に出会いました。(動画自体は簿記のものではなかったと思います。)
そこで感銘を受けました。
「なんて聞き取りやすい声なんだろう」
「なんてわかりやすい説明なんだろう」
「なんて有益な内容なんだろう」
「というか、これ無料なんですか??」
そこから、できることから初めて月々の固定費を削減したり、このブログを始めたりしました。
少なくとも固定費が減ったことにより毎月の貯金額が増え、将来のために投資をしていく足がかりができました。
以下の記事でどのように変化したか詳しく記載しています。
この記事を書いた理由
簿記3級は資格としての効力は少ないかもしれませんが、勉強しておいて損がない資格です。
両学長も以下の動画でそのように解説をしています。
簿記の資格を取るということは、お金の基礎的な力をアップさせることになり、生きていくうえで大切なお金の知識、マネーリテラシーを向上させる事になります。
お金に困っていないという人は少ないでしょう。
だからといって一攫千金を狙うと運が絡んだり大きなリスクを伴います。
簿記を学習するとお金の正しい知識を身に着けようという考えとなり、見る動画や考え方などが少しづつ少しづつ経済的自由に近くなる行動をとるようになったと感じています。
ですので、一人でも多くの方が経済的自由に近づけるようにと思い、基礎学習が可能な簿記の勉強を勧めたくこの記事を書きました。